私の息子は自閉症、知的障がい、そして天使

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お墓参りはいつまでも行きたい

今日はお天気もよく、息子と久しぶりに父のお墓参りに行ってきました。

父は一年半前に亡くなりました。

末期がんであっという間に逝ってしまいました。

以来、私と息子は「おじいちゃんのお墓参り」が楽しみになりました。

多いときは毎週日曜日にはお墓に行っていました。

途中、道の駅でお花を買って、ついでにランチを食べるのも楽しみです。

息子は決まってかつ丼です。

自閉症の彼は決まったことが心地よく、お花を買ったらかつ丼を食べて、それからお墓参りに行くことがルートになっております。

 

健常な子であれば、大人になったら一人で生きていくようになり、好きなところへ行き、好きなものを食べる。

でも、息子はそれがひとりでできるようになるだろうか。

いつか、誰かのお世話で生きていくようになったとき、息子は今みたいにこんなふうに好きなかつ丼を食べてお墓参りに行けるのかな。

私はいつまでこの子とこういうことしていられるのかな。

 

そう思ったときとてもさみしく、そして、今の一秒一秒がとても大事に思えました。

 

私が年をとったとき、娘はお墓参りに連れて行ってくれるかもしれません。

でも、息子は私が連れて行かれなくなったときからお墓参りに行けなくなるかもしれません。

 

息子とこんな健康的な生活を送れることが一日でも長く続いてほしい。

そして、いつまでも一緒にお墓参りに行きたいな、と思いました。