私の息子は自閉症、知的障がい、そして天使

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電子レンジがない生活

いつからでしょう、電子レンジが当たり前にある生活になったのは。

私が幼少期は電子レンジはなかった。

ご飯は「ジャー」と呼ばれる炊飯器+保温なるものであったかになっていた。

あとは、湯せんとか、炒めなおしたり、かな?

 

あまりに当たり前になっていて電子レンジがない生活は想像してなかった。

 

日曜日、ローストビーフを焼こうと思っていた。

肉に下ごしらえして、さて!とオーブンレンジに入れて、温度を合わせて、

スタートボタンを押した。

 

動かない。。。

 

うそだろ。ありえない。

ここまでやっておいてオーブンが使えない。。。

 

数分まって、オーブンレンジ様のご機嫌が直るのを待ち、

さて、スタート。

 

動かない。。。

 

レンジは動くのにオーブンが使えない。

これではいけない!

毎週末、ケーキを焼く我が家にオーブンはなくてはならない。

急いで家電量販店に持っていくことにした。

だって、このオーブンレンジ、昨年のクリスマスに主人がクリスマスプレセントに選んでくれたものだからまだ保証期間内なのです。

 

え?クリスマスプレゼントに選んだ?

そ、私が見ていたら「ほしい?」ときかれ、「うん、欲しい」と言ったら、「じゃあ、クリスマスプレゼントに買ってあげる」と。

大喜びした私はあまりかしこくなかった。

よくよく考えたら、うちの予算からお金出ていたじゃん。

それに、大きいオーブンあればサンクスギビングのときに、大きめのターキー焼けるね、と喜んでいた主人。

なんかおかしい。。。

けど、まあ、うれしい。

 

そんなでオーブンレンジを家電量販店に持ち込むと、

修理依頼票を記入する。

「保証期間内なのでメーカーで修理できます。たぶん、2-3週間はかかるかと思いますが、よろしいですか?」

「はいはい、大丈夫です。2-3週間ケーキ焼けなくても大丈夫。修理お願いします」

 

家電量販店を後にしたときにハッとすごいことに気が付いた。

 

あわわわ。。。オーブンだけじゃない。電子レンジがない生活が2-3週間だ。

 

あれから3日。レンジのない生活は結構大変。

残りご飯をチンできない。

夜遅く帰宅する主人の夕飯も温められない。

冷凍食品も手軽にチンではできない。

 

オーブンはなくても暮らせても電子レンジはちょっと無理。

 

早く帰ってくれ、電子レンジよー!